生存術教書 How To Survive (サバイバル技術アーカイブズ)

010500 勤務先での災害対策

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遠距離通勤の場合、通勤途上および勤務先での対策が重要です。
出勤時は、スニーカーやウォーキングシューズを利用し、勤務先で履き替えるようにしましょう。最近ではスーツと合わせても違和感のないものもあります。

勤務先非常持出品チェックリスト

まず、以下のリストを参考に会社のロッカー等に必要なものを揃えます。

ライトは2つ用意しておいた方がよいでしょう。1つは主力となるヘッドランプ、バックアップ用に小型の手持ちライトという組み合わせが良いでしょう。

事前の情報収集

次に、勤務先の都道府県及び市町村のサイトにアクセスして、「昼間人口対策」(これは行政側からの呼称で我々にとっては通勤途上および勤務先での対策です。)をチェックします。

自宅までの帰路、支援を受けられるポイントをメモすると同時に頭に入れておきます。建物の倒壊や道路の寸断等でその通りにはいかないことも想定しておきます。
自治体の対策が不十分な場合、上記の装備をさらに拡充する必要があります。(特に水。)
尚、住民でない以上、基本的には町自治会の炊き出し等は受けられないと考えておくべきです。

以上の対策で安全度は確実に高まりますが、決して万全ではないことを肝に銘じておいて下さい。

災害発生後の行動

いざ大災害が起きたときには、まず、安全な場所に身を置いてください。
絶対に、オフィス街に飛び出すようなことはしないで下さい。一般的には建物内部の方が、遥かに安全です。
一度、通勤途上、勤務先周辺で安全そうな建物をチェックしておくのもいいでしょう。
社内にいることに決めたら、小学校で習ったように机の下に隠れましょう。

次に、会社の非常時の取り決め、特に重要書類の管理について確認します。
これは、あくまで確認であって、取り決めの作成は平時にしておくものです。

会社に残留することになれば、建物の状態をチェックします。
壁面と天井、床面の接合部の角度、床面の水平度の変化、またひび割れがあればその幅の変化にも注意してください。
外壁に取り付けられた非常階段は、建物と分離して使い物にならない場合が多々あります。
いよいよ危険な状態になれば、一瞬として躊躇しないことです。
危険な建物に人員を残すくらいですから余程重要なものがあるのでしょうが、あなたが犠牲になる必要はありません。

帰宅組に入った場合は、単独で行動せず、出来るだけ顔見知りの同方向の者と行動を共にします。普段から留意しましょう。
3〜4人のグループが最良です。多すぎるのも良くありません。
道々、杖になる軽い棒を手に入れて護身用にします。大災害時には、必ず、犯罪が多発するからです。
ただし、絶対にナイフ等の凶器は携行しないこと。かえって危険ですし、それ自体法律に抵触する惧れがあります。
あなた自身が、犯罪を企む者とみなされるやもしれません。
あとはときどきラジオの情報を聞きながら、一定のペース、やや早足で自宅を目指してください。


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